効果的な入浴方法【腰痛改善法】

  • 腰痛
  • 腰痛の予防と対策

効果的な入浴方法

上手に入浴すると、腰痛に効果があるので、毎日、お風呂に入りましょう。

お風呂の入り方

40度前後のぬるめのお湯に、みぞおちあたりまでをつけ、体を後ろへそらしぎみにした姿勢で顔から汗が出るまで10~15分つかります。
汗が出たら、肩までサッと湯につかってからあがります。これで、十分効果的に体が温まります。
空腹時の入浴は体力を消耗するので、あまりおなかが減っていない時に入浴してください。

湯船の中でする体操

入浴中は腰痛に効果的なツボを指圧する体操がおすすめです。
腰痛に効果的なツボに腎兪、志室、大腸兪、三焦兪があります。

腎兪はウエストラインの背骨から指2本分外側の左右にあります。そこからさらに指3本分外側に志室、腎兪から指4本分下に大腸兪があります。また、三焦兪は腎兪から指2本分上にあります。

湯船の中では、背骨にかかる負担を少なくするために正座をします。両手を腰にあて、親指の腹をツボにあてて湯船の端にひじをつけて上体をそらせると、ツボに圧が加わります。これを3~5回くり返します。

湯からあがったら、背中や腰、肩に、45~50度くらいの熱めの湯をシャワーで勢いよくかけると、さらに血行がよくなり効果的です。

入浴後の注意

bath_img

せっかく温まっても、湯冷めをしては逆効果です。 特に、冬は脱衣所や浴室を前もって暖かくしておくことが大切です。水分が残っていると湯冷めするので、お風呂からあがったら乾いたタオルで体の水分を十分にふきとりましょう。腰やおなかを冷やさないように保温することもお忘れなく。

監修

武田康志 先生 profile

  • 医療法人TSCタケダスポーツ・ビューティークリニック
    理事長
  • 整形外科・リハビリテーション科

日本初のスポーツ整形外科が創設された関東労災病院に勤務、Jリーグや日体大のチームドクターも歴任。現在は福岡でタケダスポーツクリニックを開院。
誠実な人柄と的確な診断に定評があり、九州はもとより関東・沖縄からもプロ・アマ問わず患者が訪れる。

まとめ

Share!!