若い頃は一晩寝れば回復した肩こりも、25歳を過ぎて頚椎の椎間板が老化し始めると、椎間板本来のクッションとしての機能が弱まり、ちょっとしたストレスですぐに肩がこってしまうようになります。そして、椎間板の老化がさらに進むと、首すじから肩にかけて、いつも重くこっていて、筋肉が固くこわばってきます。このような肩こりを解消するには、毎日、体操をするのが効果的です。三日坊主では効果がなく、また、やったりやらなかったりというのも効果は半減するので日課にして続けましょう。
朝の肩こり体操は寝ている間におきた血行不良を解消します。
夜の肩こり体操は疲れのたまった肩の筋肉をほぐします。
仕事中や家事のあいまのリフレッシュにもなります。
※筋力を強化して肩こりをしない体質に改善するための体操です。朝・夜の体操に加えて行うと、より効果的です。
※肩こりの原因に頸椎疾患や肩関節疾患が隠れている場合もあるので、その時は医師に相談してから体操を行ってください。
監修
筑波大学卒業後は麻酔科入局。東京医科歯科大学で非常勤講師としてダイバー対象の高気圧酸素治療や研究に取り組む。潜水医学の研究でハワイ留学経験あり。帰国後はペインクリニックや漢方医療のほか、美容診療に取り組み、2006年4月、はるみクリニックを開業。
まとめ
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