長時間座ったままだったり、中腰姿勢を続けたりすると、筋肉の血行が悪くなり、筋肉は硬くこわばって痛みを生じます。
また、硬くなった筋肉は血管を圧迫するため、さらに血行が悪くなって痛みが増すという具合に、悪循環を繰り返します。
痛みを改善するためには、長い時間同じ姿勢を続けないようにし、適度な休息を心がけましょう。
また、血行を改善するための入浴やマッサージ、十分に睡眠をとることや、背筋や腹筋を鍛えるための適度な運動やストレッチなども効果的です。
長時間座ったままだったり、無理な動作を重ねたりすると、筋肉が疲れて硬くこわばり、血管を圧迫するため血行が悪くなります。血行が悪くなると、神経への酸素や栄養供給が上手くいかなくなり、神経の働きが低下し症状を引き起こすことがあります。
このような、しびれを伴う痛みを改善するためには、末梢神経の働きを改善させるビタミンB12が効果的です。ビタミンB12はレバーなどに多く含まれています。また葉酸も活性型ビタミンB12と一緒になって、神経修復作用を強化します。
原因によって、薬物療法、体操などいろいろな対処法がありますので、一度専門医に相談して原因をよく調べてみましょう。
監修
名古屋大学医学部卒業後、大学病院等勤務等を経て、平成29年春、愛知県犬山市に全国初のせぼね(脊椎)に特化した「あいちせぼね病院」を開業。地域医療への貢献と国際学術界における技術研究を続け、より安全で温かみのある医療・福祉の提供を目指している。
まとめ
内臓疾患が原因で腰が痛むこともあります。これといって思い当たる原因がないのに、痛みが続いたり、腰の痛み以外にも不快な症状があったりする時は要注意です。
また次のような場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。
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