中腰での作業や、テニスなどの長時間のスポーツ、パソコン入力などで筋肉を酷使すると、筋肉や関節が炎症をおこして痛みが生じることがあります。
痛みが強い間は、できるだけ安静にしましょう。
痛みが強い場合、消炎鎮痛剤を使用したり、冷シップを貼ったりするのもよいでしょう。
ぎっくり腰(急性腰痛症)とは、急に体をひねったり、重い物を持ちあげたりした時に、腰に負担がかかり、激しい痛みが起きる病気です(ハッキリとした原因はわかっていません)。一方、20~50代の人に多い腰部椎間板ヘルニアは、背骨のクッションである椎間板に亀裂が生じ、中の髄核が飛び出して神経を圧迫する病気で、腰から足にかけて痛みやしびれが出現します。
これらのように、急激に発症した激しい痛みがある場合は、専門医に診てもらうこととが大切です。
原因によって、薬物療法、体操などいろいろな対処法がありますので、一度専門医に相談して原因をよく調べてみましょう。
監修
名古屋大学医学部卒業後、大学病院等勤務等を経て、平成29年春、愛知県犬山市に全国初のせぼね(脊椎)に特化した「あいちせぼね病院」を開業。地域医療への貢献と国際学術界における技術研究を続け、より安全で温かみのある医療・福祉の提供を目指している。
まとめ
内臓疾患が原因で腰が痛むこともあります。これといって思い当たる原因がないのに、痛みが続いたり、腰の痛み以外にも不快な症状があったりする時は要注意です。
また次のような場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。
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