車の運転やデスクワークで長時間うつむいた姿勢を続けたりすると、首や肩の筋肉が疲れて乳酸という疲労物質がたまり、筋肉が硬くこわばって痛みが生じます。硬くなった筋肉は血管を圧迫するため、血行が悪くなって疲労物質が取り除かれにくくなり、痛みが増してしまいます。
痛みを改善するためには、長い時間同じ姿勢を続けないようにし、適度な休息を心がけましょう。血行をよくするための入浴やマッサージも効果的です。
また、冷えると血行が悪くなり、コリがひどくなってしまうので、エアコンの冷気などで肩や首を冷やさないように気をつけましょう。
内臓疾患が原因で肩が痛むこともあります。これといって思い当たる原因がないのに、痛みが続いたり、肩の痛み以外にも不快な症状があったりする時は要注意です。
また次のような場合は、かかりつけの医師や薬局・薬店・ドラッグストアの薬剤師に相談してみましょう。