お灸をすると血行がよくなります。
お灸が効くのは、ふだんからからだが冷えやすい人の腰の痛みです。からだが熱い人は、灸をしてもあまり効果がないことがあります。
また、灸をすると副腎皮質ホルモンが増え、血圧が上がるので、低血圧ぎみの人の腰痛にも適しています。
お灸のあとが残る有痕灸と、あとが残らない無痕灸のほか、ショウガやニンニクなどを使うお灸もあります。
お灸に使うもぐさには、切りもぐさと散りもぐさがあり薬局で売られています。切りもぐさは有痕灸に用いられるもので「大・中・小」の大きさにカットされて売られていますが、家庭での灸治療には、小(米粒半分大)か中(米粒大)が適当です。散りもぐさはカットされていません。
適量のもぐさを手にとります。
親指と人さし指で米粒大のもぐさをつまみます。
つまみとったもぐさを円錐状にしてツボの上にのせます。
線香を回しながら、もぐさに火をつけます。
監修
筑波大学卒業後は麻酔科入局。東京医科歯科大学で非常勤講師としてダイバー対象の高気圧酸素治療や研究に取り組む。潜水医学の研究でハワイ留学経験あり。帰国後はペインクリニックや漢方医療のほか、美容診療に取り組み、2006年4月、はるみクリニックを開業。
まとめ
Copyright © Eisai Co., Ltd. All Rights Reserved.