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昔の枕と聞いて最初に思い浮かぶのは、時代劇で見る「箱枕」ではないでしょうか。ずいぶんと高さがあり、とても眠りづらそうです。それもそのはず、あの枕は、髷(まげ)を崩さずに寝るために生まれたもの。高さがあるのは敷き布団の外に置いていたからです。寝返りしやすいように舟底になったものもありましたが、「枕を選ぶ」どころではなかったことでしょう。
時が移って平成の時代は、枕の材質、形のバラエティが広がり、誰でも好きな枕が選べます。でも、枕は形だけの好き嫌いで選んではいけません。
枕は寝ている時の首の自然なカーブを支えるものです。枕の高さは、体格に合わせるべき。体に合わない枕を使っていると、寝づらいだけでなく、肩こりや頭痛の原因にもつながります。最近では、枕選びのアドバイザーがいて、首のカーブの測定が出来たり、多種多様な素材や構造の枕の中から選んだものを実際に試せるような売り場も増えていますので、活用してみるのもよいでしょう。
どんなにお気に入りの枕でも、朝、目覚めたときから肩こりを感じるような場合は、枕を見直してみた方がよいかも知れません。 |
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