急性的な腰痛【肩こり・腰痛原因チェック】

  • 腰痛

急性的な腰痛 -筋肉炎症タイプ

動かすと痛い、あなたの腰痛は「筋肉炎症」タイプ

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筋肉の使いすぎによる筋肉痛や関節炎かもしれません

中腰での作業や、テニスなどの長時間のスポーツ、パソコン入力などで筋肉を酷使すると、筋肉や関節が炎症をおこして痛みが生じることがあります
痛みが強い間は、できるだけ安静にしましょう。
痛みが強い場合、消炎鎮痛剤を使用したり、冷シップを貼ったりするのもよいでしょう。

急性的な腰痛 -ぎっくり腰、腰部椎間板ヘルニアタイプ

痛くて動けない、あなたの腰痛は「ぎっくり腰(急性腰痛症)、腰部椎間板ヘルニア」タイプ

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腰の骨や軟骨が老化して脊髄神経に障害がおきたのかもしれません

ぎっくり腰(急性腰痛症)とは、急に体をひねったり、重い物を持ちあげたりした時に、腰に負担がかかり、激しい痛みが起きる病気です(ハッキリとした原因はわかっていません)。一方、20~50代の人に多い腰部椎間板ヘルニアは、背骨のクッションである椎間板に亀裂が生じ、中の髄核が飛び出して神経を圧迫する病気で、腰から足にかけて痛みやしびれが出現します。
これらのように、急激に発症した激しい痛みがある場合は、専門医に診てもらうこととが大切です。

急性的な腰痛 -その他

腰痛は、肥満、ストレス、病気などさまざまな原因でおこります

原因によって、薬物療法、体操などいろいろな対処法がありますので、一度専門医に相談して原因をよく調べてみましょう。

 

監修

伊藤全哉 先生profile

  • あいちせぼね病院 院長
  • 整形外科・内科・皮膚科・ペインクリニック・リハビリテーション

名古屋大学医学部卒業後、大学病院等勤務等を経て、平成29年春、愛知県犬山市に全国初のせぼね(脊椎)に特化した「あいちせぼね病院」を開業。地域医療への貢献と国際学術界における技術研究を続け、より安全で温かみのある医療・福祉の提供を目指している。

まとめ

こんな時の腰痛には要注意!

内臓疾患が原因で腰が痛むこともあります。これといって思い当たる原因がないのに、痛みが続いたり、腰の痛み以外にも不快な症状があったりする時は要注意です。
また次のような場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。

(1)激しい痛みであったり、発熱をともなう
(2)痛みがだんだんひどくなる
(3)安静にしていても痛む
(4)尿がでにくい
(5)足が動かしにくいなど

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